星座を繋げて

すきなもの、すきなこと

0はとくべつ

「0」は、正の数にも負の数にも属さない。

そもそも「0」という数字が発見されるまでは、負の数の世界なんて存在していなくて、「0」がうまれたことによって新たな「負の数」という世界への扉が開かれた。正の数と負の数、2つの世界を繋ぐ架け橋となる特別な存在。

 

もう一つ、わたしたちの身の回りにおいて、出発点、基準点(時刻、距離、位置など)としても役割を果たしている「0」。

 

わたしは、なすくんを応援していて「0」の持つ意味合いとしていちばん『位置』を連想することが多い。

 

帝国劇場で、『0番』に立って煌めきを放つなすくんの姿。

 

煌めきの背景を考えたときに、なすくんが大事に抱えて連れてきたものたち全てが繋がって光っているから特別なんだ、って。「0」の持つ意味をはじめて、視覚的に納得することができた。

 

4年前、日本どころか世界中が不安に包まる中始まった大学生活。大学に通うという、当たり前なことが当たり前にできない、想像とは違う状況に加えて、ただでさえ学業とお仕事の両立という計り知れないような多忙な中、なんとか隙間で授業を受けようとするところ。オンライン授業であってもきちんと講義と向き合って自分の中にきちんと落とし込もうとするところ。

もちろん、そこまで気が回らないときもあっただろうけれど、それでもやっぱりなすくんは「勉強」そのものが変わらずずっとすきなんだな、とこの前のMYOJOを読んで感じた。(美 少年が表紙だよ!)

 

5年前、まっすぐ進むときっといつのまにか理系の道に通ずるであろう道を歩いていたなすくんが、先を見据えて、新たな気になる世界を見つけて自分から一歩を踏み出して進んだ文系の道。

たくさんの新しい知識に囲まれて、どんどん吸収しながらパワーアップして、4年前の同じ日のわたしの想像通り、全部大切に抱きかかえながら4年で大学を卒業するなすくん。

クイズ番組にもたくさん出演の機会があって、ついこの間のQさまでも自己ベストを更新して、とどまらずに階段を登り続けているところ。

 

こちらに見せていない計り知れない努力があるのは絶対で、それでもずっと経験も知識も全部連れて、楽しさを纏っているところ。

 

学校に通うことは無くなってしまうけれど、それでも、周りのすべてからいろんなことを吸収して、知識として身につけることはこれからも続けていくんだろうな、とも思うし、きっと無意識のうちにやってしまうんだろうな、とも思う。

 

周りの友人たちがスーツを着て就活をしたり資格試験に励む中、それでもやっぱり、とステージに立ってスポットを浴びる世界にいることを選んでくれてありがとう。「もしやり直せるとしたらサークルとかゼミに入ってみたい…。」当たり前のようなそんな本音も教えてくれて、それでもお仕事との両立のために全力で駆け抜けてくれてありがとう。

 

浮所くんと一緒に学業を優先で、舞台に立てない回もあった帝劇で、いまや0番に立つこともあるなすくん。

 

なすくんの手が架け橋となって、経験と知識と、大切なものたちを繋げる。そして、ついに学生という肩書きが外れて新たな一歩を踏み出す出発のとき。

 

新たな門出が素晴らしいものになりますように…というよりも、なすくんの手で掴み取れますように!

 

美 少年 那須雄登くん 大学卒業本当におめでとう!